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以前は標準的なマイカーが1年間に走行する距離は約1万kmと言われたものです。しかし、休日にしかハンドルを握らない人も多いためか、最近は年間7000km程度が平均的なマイカーの走行距離となっているようです。
せいぜい週に1度くらいしか乗らないような車は走行距離こそ伸びないものの、かえってコンディションを崩しやすいのです。さらに長期間乗らないのならば、車をほかっておくわけには行きません。そのままほかっておくと、車は確実に機械としての機能を失っていきます。
エンジンを停止してから1ヶ月経過すると、エンジン内部のオイルは完全にオイルパンに落ちきってしまいます。
3ヶ月経過するとエンジン内部をコーティングしていた油膜も失われ、ムービングパーツ表面が腐食してしまうのです。さらに燃料系統に残っている燃料が劣化することで、燃料ホースなどが詰まったりしますし、バッテリーも弱ってきます。タイヤや足回りなどのゴムブーツも、車を動かさなければ加水分解してボロボロに劣化してしまいます。動かさないということは、結果的に車の寿命を縮めてしますことでもあるのです。
したがって、車に乗らない場合でも、1週間に1度はエンジンをかけ、1ヶ月に1度は動かしてやるようにしましょう。エンジンの各部にオイルを回し、燃料系統を洗浄してバッテリーを充電してやるのです。
短時間のアイドリングだけでは、マフラーにも十分に温まらず、サイレンサーの内部に水分がたまって腐食の原因になってしまいますし、燃焼室付近にカーボンも付着しやすくなります。 車を走らせるほど時間がないというなら、せめて十分な暖気をしてから、空ぶかししてマフラー内の水分を追い出してやりましょう。
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